□大学入試 共通テストはどんな試験?
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□ 共通テストとは
正式名称は 「大学入学共通テスト」 で、日本全国の大学(国公立・私立の多く)が入学者選抜で利用する、
全国一斉のマークシート方式の試験です。以前の「大学入試センター試験」に代わり、2021年度入試から始まりました。
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□ 主な特徴
1. マーク式が中心だが、思考力・判断力・表現力を問う
 ・単なる暗記ではなく、資料や文章を読み取って答える問題が増えています。
 ・数学や理科でも文章・図表から情報を分析させる出題が多いです。
2. 科目構成は受験大学によって異なる
 ・受験生は志望校に応じて科目を選びます。
 ・国公立大志望者は5〜6教科7〜8科目が基本、私大志望者は少ない科目で受験可能な場合もあります。
3. 日程は毎年1月中旬の2日間
 ・例年、土日2日間にわたり実施されます。
 ・1日目:地理歴史・公民、国語、外国語
 ・2日目:理科、数学
4. 試験時間が長め
 ・各科目70〜80分程度(科目による)
 ・英語は「リーディング」と「リスニング」に分かれ、それぞれ100点満点で計200点。
5. 結果は共通IDで大学へ送信
 ・国公立は2次試験(個別試験)と組み合わせて合否判定。
 ・私立大学は共通テストの得点のみで合否判定する方式もあります。
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□ 共通テスト対策のポイント
1. 時間配分の練習
 ・問題量が多く、時間との勝負になります。
 ・過去問や予想問題で本番時間通りに解く練習が必須。
2. 資料読み取り力
 ・グラフ・図表・長文の読み取り問題が多いので、内容を素早く理解する訓練が必要です。
3. リスニング対策(英語)
 ・会話文・説明文のスピードが速いので、毎日耳を慣らす。
 ・本番は音声1回だけ流れる問題も多いです。
4. 基礎力+応用力
 ・暗記だけではなく「使える知識」にすること。
 ・数学・理科では公式の意味や使い方を理解しておく。
5. マークミス防止
 ・塗り間違い・飛ばし防止のためにマーク位置を常に確認。
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