1) 勉強のやる気が起きない
勉強の仕方がわからない このパターンの方が1番多いです
なんで勉強しなくちゃいけないの?と思う方もいらっしゃいます
しかし、勉強することによって自身の将来の選択肢が大きく変わります
日本は偏差値主義なので良い高校、良い大学にいくほど将来の選択肢は多くなります
学生時代に学力をつけることによって大人になった時の苦労が少なくなります
2) 勉強の仕方がわからない
毎日、その日の授業の復習を行いましょう
まず、学校の宿題や課題に取り組みましょう
これらの提出物を期限内に終わらせているかどうかで、内申点も大きく左右されます
それに加えて、ぜひ毎日の習慣にしてほしいのが授業の復習です
その日に習ったことをもう一度 復習することで確実に学力が身につき、成績向上につながります
教科ごとの好き嫌いをなくすためにも苦手な教科や成績の悪い教科ほど復習を心がけ、高校受験の入試を見据えて早いうちに弱点を克服しましょう
3) 中学生の勉強の基本
勉強の仕方がわからなかったら、勉強の基本について確認しましょう
教科書をつかわず、問題集に取り組む方がいます
しかし、勉強の基本は全て教科書に書かれています
教科書の内容を理解せずに問題集に取り組むと、ちんぷんかんぷんになり勉強が嫌になってしまいます
その教科書の内容をもとに授業は進んでいますので、授業を理解できると教科書の内容も理解できることになります
まずは授業や教科書の内容を復習し、さらに定着させるために問題集を解いていくことが大切です
4) 勉強の習慣化
学校で授業を受けているから家では勉強しなくていいと考えている方もいます
多くの方は次の日には授業の内容のほとんどを忘れてしまいます
ここで大事なのが、家でも勉強をすることです
授業で学習した内容をその日のうちに見直すことで、学力の定着率は大きく変わってきます
中学生になると部活が始まり、宿題も多くなり、時間がないと困る方が多くなります
そこで、自分で1日の計画をたて最低限勉強できる時間を考えてみましょう
まずは30分から 少しずつ、毎日勉強をする習慣を作ることで大きく変わっていきます
5) 自宅で勉強するには、どうすれば良いですか?
1日30分でも机に向かって習慣化することが大切です
これまでご家庭で勉強する習慣のなかった子が、いきなり何時間も机に向かうことは難しいでしょう
また、ある日突然学習習慣が身につくということもありません
まずは1日30分でも良いので、勉強するために机に向かう習慣にしてみましょう
洗顔や歯みがきのように、毎日続けていれば机に向かうことがルーティン化されます
帰宅後、あるいは夕食後などに、勉強時間を決めておくとよいでしょう
毎日机に向かうことに慣れてきたら、徐々に勉強時間を増やしていきましょう
6) 成績を上げるための勉強法は?
教科書の内容を着実に理解し、知識として蓄えましょう!
国語・数学・理科・社会・英語の主要5科目は、いずれも教科書をよく読むことが大切です
ただ読むだけではなく、内容を覚えることを意識して読みましょう
教科書の内容を覚えることが学習の基本だからです
英単語のスペルや歴史の年号を覚えることだけが暗記ではありません
自分の中に、きちんと内容を理解した知識を蓄えることが、成績を上げることや入試問題を解くことにつながっていくのです
教科書内容を着実に理解し、知識を得る大切さはいつでも変わりません
7) 定期テストに向けた計画の立て方は?
2週間前から準備を始めましょう
中間・期末テストの準備は、2週間前から始めるのが理想的です
それは、テスト勉強にも準備期間が必要だからです
1日目は勉強部屋の掃除と机の周りの整理整頓に費やしてください
まんがやゲームを片づけて、勉強に集中できる環境作りを行うのです
2日目はスケジュールの作成にあてます どの曜日に、どの教科を勉強するのか、きちんと計画を立て、その通りに進めていくことが大切です
前半の1週間は復習にあて、後半の1週間は問題集の演習にあてるなど、大まかにテーマを決めて取り組むと良いでしょう
8) 高校受験対策で効率の良い勉強方法はありますか?
高校受験の勉強法とは、志望校を設定して、そこに向けて計画的に毎日の勉強を続けることです
毎日のコツコツを積み重ねることが近道であり、もっとも効率の良い勉強法なのです
土日はもちろん、部活で疲れている日もテスト明けの日も、ちょっと休みたいのですが、コツコツ受験勉強を続けることをおすすめします
たとえ模擬試験の結果が悪くとも必要以上に落ち込まず、理解できていなかった単元やケアレスミスをきちんと洗い出し、次につなげていくことが大切です
それを繰り返すことで、合格という目標に近づいていけるのです
9) 保護者の皆さまへ
スマホ、まんが、ゲームそんなお子さまの楽しみを、取り上げてしまっていませんか?
頭ごなしに言ってしまうと、勉強の強制感にもつながり、生徒本人の自立の妨げとなってしまいます
親子で事前に話し合い、試験期間中は勉強部屋に娯楽物を持ち込まない、といったお互いに納得できるルールを作ってみてはいかがでしょう
お子さんの将来の目標と、そのためには今何をすべきか考えれば、今がやる時だ!とお子様は理解してくれるはずです
□2 5教科の勉強ポイント解説
1) 英語勉強方法
1) 英語
英語はまず暗記から始めていきます
最低限の単語や文法が定着していなければ何を書いているのか全くわかりません
そこで、まずは教科書に載っている単語や文法を暗記しましょう
覚え方は国語と同じで教科書を見るだけでなく、書いたり、発音して覚えましょう
特に英語は発音も重要となりますので、実際に口に出して読みましょう
文法や熟語も、長いため難しく感じますが、同じように教科書に載っている例文を定着させることで理解できます
単語や文法が定着すれば、長文になっても解けるようになります
もし、わからない単語が出ても、知っている単語から読み解くことができるでしょう
英語は成績が伸びやすい教科です
英語は文系でも理系でも、入試の必須科目です
母国語以外に 自分の気持ちを伝えられる外国の言葉を持つことは、世界を広げ、将来の選択肢を増やし、人生を豊かにしてくれます
長い目で見て、英語学習に取り組みましょう
中1で、英語に苦手意識
英語に苦手意識をもつ時があります
中学1年生になって初めて英語にふれた時アルファベットを書くのも初めて、単語が読めない、単語が覚えられない時 などです
中1の二学期になると文法の単元が始まります ここも、苦手科目になる時です
一般動詞の活用、三単現のS、複数形のS、文法用語が増えてきます
英語は楽しいだけの科目ではありません
中1の段階で英語は努力が必要な教科であることを知ってください
努力し、勉強し、覚えることが大切です
中1からコツコツと努力して単語力や文法の理解力を積み重ねれば、だれもが得意科目になります
英語を得意にする中2年
テストや入試で英語を得意にするためには、中2で習う英文法がポイントです
ここで押さえておけば、中3になっても、さらに高校生になっても大丈夫です それ以降で英語が苦手になることは、ありません
中1で単語量を増やして、中2で文法をしっかり理解し、中3では読解などの総合的な問題に取りかかります 英語は他教科よりも得意科目にしやすく、段階を踏めば必ず問題が解けます 基礎をきっちり築いて、中3以降の授業や受験に備えましょう
単語をひたすら暗記しましょう
語源で綴り(つづり)を覚える
同じ単語を見ないで、書けるようになるまで書きましょう また、覚えたら自分で単語テストをやってみるのも効果的です
文法の対策
文法は、その根拠を理解する、解答について説明できるようになる、がポイントです
説明のできないことは理解ができていないということ 解答を間違ったら、その間違った理由を考えて、なぜ模範解答が正答なのかを説明できるか確認しましょう
過去に出題された問題が解ければ、定期テストも入試も解けるはずです
定期テストでは範囲内の教科書や『問題集』を徹底学習し、高校入試では志望校の過去問でしっかりと準備しておきましょう
英語長文読解力
長文問題は経験が大きくひびきます 英文を読むという作業に慣れるために、たくさんの文章を読みましょう また、1つの単語でつまずいてしまい、全文がわからなくなってしまうケースがよく見受けられます 単語力は大切です 長文で全部の単語をわかる必要はありません
1つ2つは知らない単語が出てきて平然と、知らない単語に当たったら読み飛ばし、まずは全文の意味を理解すれば単語の意味を推測できます
1つの単語にとらわれず、あせらず、全文を読んでいきましょう
外国人にとっては小学生レベルの内容で、記載されていることを書かせる問題が多いので、読むことができれば問題を解けます 落ち着いて取り組みましょう
英作文の記述力を身につける
英作文は減点法なのでミスをしないことが大切です
内容よりも単語や文法をいかに間違えないかを心がけましょう
国語の作文と同じように、英作文にも表現方法のパターンがあります
書き出し、段落の組み立てなどのパターンを知れば、誰でも書けます
文法そして、誤字やスペルミスも気を付けましょう
リスニング力を養うには
近年、高校入試でもリスニング問題は増えています
公立高校では問題の2割、中でも公立高校では3割を聴き取り問題が占めています
文法がどんなにできても、単語をどれだけ覚えても、リスニングは別です
たくさんネイティブの英語を聴いて、耳を鍛えましょう
シャドーイングが効果的ですCDに合わせて、スクリプトを同じスピードで読みます ネイティブの真似をして、その発音を自分の口で表現することで、その単語の音を知り、聴き取ることができるようになります
定期テストで英語の点数を上げるには
定期テストでは、リスニング問題は増えておらず、単語や文法問題、長文読解がおもなものです
テスト範囲の単語は覚えて確実に得点にしましょう
あとは教科書の他、配布されたプリントを何度も見れば大丈夫です
テストの点数が下がったときに見直すポイントは
間違った問題を必ずやり直しましょう
まちがったポイントを理解できなければ、また同じことをします
間違いは一度で解決しましょう
高校入試対策・受験勉強の方法
中1では単語を日々コツコツと覚えて蓄積しておきましょう
中2では文法に取り組んで理解しましょう
中3の夏を過ぎたあたりから、長文をたくさん読みましょう 長文読解に慣れるまで時間がかかりますので、早めに対策をしましょう 読み進むのが遅くてテストで時間が足りなくなることもよくあります 時間配分にも気を付けて演習をしましょう
私立高校入試の英語
難関校の私立高校の入試では、高校1,2年レベルの問題も出題されます
また、各高校によって特色があるので、中学校の授業だけでは難しく、志望校によってそれぞれの対策が必要となります 英語語彙力も公立高校で出題される試験の約2倍ほどが求められる場合もあります
志望校を決めたら、しっかりと過去問に取り掛かりましょう
2) 数学勉強方法
2) 数学
数学は積み上げの教科です
小学校の算数からずっと積み上げていなければ解くことは難しいでしょう
答えを見てもわからない問題が出たとしたら、その単元だけでなくその前の単元も理解できてない場合が多いです
例えば、二次関数が全くわからなければ、その前の一次関数か理解できていません
もしわからない問題が出てきたときにはその前の単元に戻ることで解決できます
なかには数学が全く苦手、計算が遅くて困っている方もいます
そんな方は、小学2年生の算数からやり直しましょう
小学2年生は九九や足し算引き算の筆算など数学の基礎も基礎が詰まっています
これらをすばやく解けるようになれば数学は伸びていきます
また、数学は積み上げの教科と言ったように、わからない問題をそのままにしていれば次の単元は全くわからなくなってしまいます わからない問題はそのままにせず、前の単元に戻ったり何度も問題を解いて解決しましょう
数学でつまずきやすいポイントは
中学1年生の場合
まず、中1のはじめにつまずくポイントは、負の数が出てくること、そしてxやyなどの文字が出てくることです内容としては、小学生でも習った計算問題の延長線上にあるのですが、表現が変わるだけで、難しい内容に感じてしまいます
中学2年生の場合
中2で訪れる大きな難関は、図形の証明です
図形の知識が必要と、証明するための表現力も求められます
中2では、中1の一次方程式に続く連立方程式、比例・反比例に続く一次関数が登場します 方程式・関数は入試頻出の単元になりますので、ここも押さえておくことが大切です
この2つの単元で数学がわからないと感じ始める人が多いですが、実際に様子を見てみると実は連立方程式や一次関数でわからなくなったわけではなく、そこに通ずる中1や小学校の内容があやふやな人がほとんどです
中学3年生の場合
中3になると、二次関数相似三平方の定理など難易度の高い単元が登場します
また、関数と図形が合わさった問題が出てくるなど、これまで習った単元を複合させた応用問題も登場します
これらの応用問題は、中1、中2の内容がきちんと身についているかが問われますので、前の学年でつまずいた単元があると、解けない問題が多くなってきます
数学が苦手な人
今現在、数学が苦手だ、わからない!という人も決してあきらめないでください
中学で学習する数学には、説明を受けてもまったく理解が出来ないという単元は、ほとんどありません
過去の単元を復習し直したり、正しい演習を繰り返したりすることで乗り越えられる教科なのです
02. 数学の勉強法を教えてください
演習量を確保しましょう
高校受験に必要な数学を克服するには、まず演習量を確保することが重要です
数学では、学校で習ってできるつもりになっていても、実際に問題を解いてみるとできないということがあります
頭で理解したつもりになっていたるだけで、実際は本質まで理解しきれていません
一定の演習量を確保して、人に説明できるレベルまで完全に理解することが必要です
また、きちんと演習をすることでできない問題が見えてくるので、1つひとつのできない問題をできる問題に変えていきましょう
わからない問題の原因
数学は、すべて積み重ねです
小学1年生から高校3年生まで、12年間の内容はすべて積み重なっていきます
例えば中2で出てくる一次関数は、小学生の比例から続いています
これはさらに、中3・高1で学習する二次関数へとつながっています
わからないと感じるのは、その単元ではなく、もっと前に習った単元が原因の場合が多く、その単元だけを解いても問題が解決しないことがあります
できない問題が出てきたら、前の分野に戻って復習してみましょう
テストが返却され、この問題は解けたはずなのにと悔しい思いをしたことはありませんか?
こうした問題を放っておいてしまうと、入試の本番でも、解けたのにを繰り返してしまいます
まずは、テストで間違えた問題を翌日もう一度やり直して、できるようにしてください
このわかる実践の繰り返しが最も重要です
また、図形の問題は、必ず、自分で図形を描いてください
高校入試では、ほぼ毎年、図の記載のない図形問題が出題されています これは自分で図が描けないと解けません 入試本番では定規は使えないので、日頃から定規を使わず、フリーハンドで描くようにすることが大切です
高校受験のための勉強のポイントを教えてください
中3は入試演習の期間を確保したスケジュールで勉強しましょう
学校の授業と同じスケジュールで勉強してしまうと入試演習の時間を取ることができないため、学校よりも早くカリキュラムが進んでいます
入試演習の時間はとても大切なので、1人で受験勉強する人もこの時間を十分にとるようにスケジュールを組み立てましょう
秋には中1・中2・中3のすべての単元を理解している状態にして、入試演習に取り組めるようにしましょう
志望校の過去問演習を開始するのも、入試演習を行う11月~1月あたりが理想的です
入試問題の解き方のポイントを教えてください
実際に入試問題を解くときに使えるポイントは次のとおりです
入試問題の出題傾向
高校入試で出題される問題の配点は3~4割が図形問題になります
高校受験は図形の勝負と言っても過言ではありません そして、次に多いのは関数です
関数の中にも図形の問題が合わさって出題されることもあり、想像以上に図形が出題されています
ここには計算力も大きく関わってきます 場合の数・規則性などの整数問題の出題も増加傾向です
入試の時に使えるテクニックはありますか
入試問題にはいわゆる"捨て問"と言われるものがあります
入試問題は6~7割取れれば合格ですので、逆に言えば3~4割を落としてもいいわけです
その中で確実に解かなければいけない問題と最初に手をつけてしまうと時間がなくなってしまう問題を見極めます
暗記教科に時間を割き、内申点UP
特に中学生の期末テストは9教科あり、保健体育や音楽などの実技は、ほとんどが暗記問題です
一番時間のかかる数学の勉強を早くから対策しておくことで、直前の1週間は、暗記問題に十分時間がかけられます
実技教科で高得点が取れると、内申点も上がり、高校受験の合否に大きく関わってきます
入試を見据えた演習
基礎はもちろん、入試頻出問題を無駄なくできるようにします
また、公立トップ校や難関私国立校などの難易度の高い入試問題を出題する学校を受験する中学生にとっては、学校教科書内容の学習では足らず、その先の応用力が求められます
3) 国語勉強方法
3) 国語
国語は漢字や文法などを覚えることも重要ですが、最も力を入れなければならないのが読解力です
まず漢字や文法の覚え方 アウトプットを重視して勉強してください
簡単に説明すると、インプットは読むだけで、アウトプットは読んだ覚えた内容を書いたり、声に出して発することです
インプットするだけでは覚えることは難しいでしょう
さて、読解力についてですが、読解力は全教科に通ずるものがあります
読解力がなければ、どんな問題でも読み取ることができず、答えを導くことができなくなってしまいます
それでは、どのようにすればよいのでしょうか
それは、たくさん本を読むことで解決できます
たくさん本を読み、頭の中で簡単に要約することで読解力は身についていきます
しかし、本を読むことに抵抗がある方は、いきなり難しい本を読むのではなく、簡単な本や自分が興味のある本を選んで読んでみてください
本も習慣化することで抵抗がなくなってくるはずです
国語勉強法
3教科(英語・数学・国語)の中で、勉強を後まわしにしがちな国語ですが、実は、真っ先にとりかかって身につけたい科目です
国語は全ての教科を読み解くための基礎であり、新しい知識を蓄えるために不可欠なもの そして、磨かれた国語力は、生活そのものを豊かにするものになります
人生を楽しくするために、勉強と構えずに国語力を身につけましょう!
全ての教科につながる国語は、早めに勉強をしておくことが大切です
国語力をつけることで、5教科すべての基礎を固めることが可能です
勉強しても成績は上がらない?
確かに国語のセンスの良い人はいます文章や言葉に対する興味があるかないかによっても大きく変わってくるでしょう高校入試や中学生の成績という点で見ると、国語のセンスだけが点数に結びつくわけではありません
解法や読み方などを身につけて、パターンを覚え、演習を繰り返すことで、国語の点数は確実にアップします分野ごとに効果的な勉強法を続けていけば、国語に自信がなくても点数がとれるようになり、勉強しているうちに国語のセンスは磨かれていくものです
国語の勉強法(漢字・文法・長文読解・作文・古典)
効率良く漢字を覚える方法
漢字を1つずつ暗記するのではなく、部首ごとにまとめるなどグループ分けをして覚えるのが基本です
また、漢字の法則を知っておくと格段に覚えるのが楽になり、知らない漢字でも法則を使えば読み方を推測することができるようになります
漢字の90%を占める形声文字は、意味を表す文字と読みを表す文字を組み合わせてできています
また、熟語についても法則があります
例えば、『鼓舞』の読み方を書きなさいという問題で、熟語は音読み+音読みという法則さえ知っていれば、舞を訓読みであるまいとは読みません
舞の音読みが出てこなくて、 舞台を思い付けば、音読みは ぶ であることがわかり、こぶと答えられるのです
まずは、漢字の成り立ちや法則を知ることから始めましょう
文法問題の対策
日本語を話しているからと言って、国文法の点数はとれません
文法は、各品詞を整理し、それぞれの特徴を理解し、必要な知識を暗記してから演習に臨みましょう
その知識がないままで、どれほど演習を繰り返しても身につきません
例えば、次の文章の主語を選びなさいという問題で、日本語は主語になる助詞が決まっていることを知っていて、は、が、も、こそ、さえ、すら、しか、だって、だけ、でもを覚えていれば、簡単かつ素早く主語を抜き出すことができます3
長文読解力の攻略法
文学的文章(小説文・随筆文)
読むと読み解くでは、大きく異なります
ただ字面を追って読むのではなく、読んでいる内容を理解し、いつ・どこで・誰がという時間・場所・人物の情景がイメージ画像として頭の中に浮かぶのが読み解くということです
イメージが浮かぶきっかけになる言葉はそれぞれ異なるでしょう
それを知ることで、さらにイメージ画像は膨らんでいき、物語の重要ポイントが見えてきます
それが読解力を鍛えるコツです
説明的文章(説明文・論説文)
前後のつながりを常に意識し、今読んでいる箇所が何について説明しているのか、前に掲げた意見の根拠を述べているのか、次につなげるための文章なのか、などを理解しながら読み進めることが大切です
文章を一気に最後まで読むのではなく、段落ごとにその文章の意図を明確にしてから次へと読み進めることです
作文や小論文に必須!記述力を身につけるには?
書くのが苦手であっても、最低限のパターンを身につければ書けるようになります
例えば、記述問題で主人公の心情を30文字以内で答えろと問われて何も書けないのは、文章は何となく読めていても、何を求められていて、何を書けば正答なのか見当もつかない状態だからです
書いて答えるためには、問題の意図を読み解く力も必要になります ○○とは、どういうことですかという問題が出たとして、どういうことを説明するのですから、これは言い換えの問題であることがわかります
また、高校受験における作文・小論文は、基本的には減点法なのでミスをしないこと どこで減点されるかを知り、段落ごとの型に充てはめる練習をすれば、書くことができるようになります
古文を読み解くコツ
定期テストで取り上げられる『竹取物語』『枕草子』『平家物語』『おくの細道』『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』などは、教科書に載っている部分の原文の暗唱が基本です
可能であれば訳も暗記してしまいましょう
その後、原文と訳を照らし合わせながら読んでいくと理解が深まります
高校入試では、『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』などの短編で完結するものが好まれます
説話でよくあるストーリーのパターンを覚えておくと、テストでも読むスピードが上がります
そのためにもたくさんの古文を読んでおくことは大切です
また、難関高の入試では、高校範囲である助動詞や助詞の識別まで出てくるので、志望校の過去問題をよく確認しましょう
漢文を読み解くコツ
レ点、一・二点などの組み替えルールを覚えてしまえば、原文は読めます
あとは読解力を鍛える要領で、内容を読み解く演習をしていきましょう
漢文については、高校受験で出題されるのは稀ですが、定期テストには出題されます
内申アップのために確実に点数をとっておきたい分野です
国語の問題の解き方、文章の作り方
定期テストの国語の点数を上げるには?
地域によってテスト形式が異なりますが、総じて言えるのは、今後の入試改革に準じて記述式の問題が増えていることです
作文・小論文や聞き取り問題など、実力を試される教科書以外の問題を出す中学校もあります
また、漢字は確実に得点できるようにしっかり覚えましょう
高校入試対策・受験勉強の方法
受験する高校によって出題内容もテスト形式も大きく異なるので、まずは志望校の国語のテスト形式を知っておくことが大切です
志望校が決まるまでは、全体的に国語力を上げることと、模試などでテストのコツをつかんでおくことです
自分の得意と苦手がわかっていれば、各大問に取りかかる順番とかける時間配分が見えてきます 例えば、作文・小論文が得意なのに大問の最後にあるからと後まわしにして時間オーバーになれば、大きな失点となり、せっかくの得意分野を生かせません
地域によって異なる公立高校入試制度・出題傾向などを把握し、各地域の入試制度を理解しましょう
国語は自立学習が難しい教科
漢字を覚えたり、たくさん本を読んで良い文章に触れたりすることは、国語のセンスを磨くために自分1人でできることですが、定期テスト対策や高校受験対策として、国語のテスト解答のコツを身につけるため必要になります
例えば、模試で間違った問題を解き直しても、国語は自分では採点ができません
国語には様々な正答があるので、間違ったポイントを正しく理解して、解答の根拠を見つける作業をし、納得できない限り、何度解き直しても正解がわからないままになってしまいます
4) 理科勉強方法
4) 理科
理科も暗記が重要となりますが、その上で問題を解いていくことが大事です
暗記の仕方は同じように書いたり口に出して読んだりして覚えましょう
その上で学校の問題集などを使ってたくさん問題を解いていきましょう
理科は学校の問題集を理解することでテストの点数は伸びます
公式などを覚えて問題を解きましょう
公式を実際に問題に当てはめることでその内容は定着します
中学生のための理科勉強法
公立高校を受験するには英数国理社の5教科を中学3年間分勉強しないといけませんが、英数国に時間を取られがちで理科がおろそかになってしまう人が多くいます
しかし、理科は勉強の方法を理解すれば、成績が上がりやすい教科です
効率的な理科の勉強法を身につけて高校受験を有利に進めましょう
高校受験の理科の成績を上げる勉強法
理科は暗記教科という印象があり、重要語句を覚えていれば点数が取れるというと思っている中学生が多いですが、これが最大の落とし穴です
理科が苦手という中学生は、理科の勉強は暗記だけで"わかった気"になって、演習をしていないことが多いのです
例えば等速直線運動これは文字を見れば同じ間隔で真っすぐ進む運動だなと意味がわかります
そのため、理解したつもりになって演習をおろそかにしてしまい、実際テストで問われると、あれ? 何だったっけ?となり、正確に答えを書くことができなくなってしまうのです
理科の勉強は、まず知識を固めることが重要です 重要語句がまとまっているテキストを利用すると、重要語句とその仕組みや関連性がわかるようになり効果的です
繰り返し演習を行うことで、"わかった気"になっていた部分を再度確認することができるとともに、問題形式に慣れることもできます
まとめノートを作る方法
まとめノートは、作っている時は頭の中で知識が整理されますし、できあがったノートを見返すのも効果的です
ノートを作るときは消化器官の図と血液循環の図を並べて描くなど、関連する表や図を並べていくと、全体像が掴みやすく、記憶の定着もよくなります
重要語句がまとまっている問題集などを活用して覚えるようにしましょう
苦手な単元をきちんと把握する
理科は数学などとは違い、積み上げ型の教科ではないため、できる単元とできない単元がはっきりと分かれてきます
苦手な単元を1つずつ消していくと、最終的にすべてできるようになります
もちろん、すぐに模試の結果には現れるとは言えませんが、根気強く克服していけば、必ず点数に繋がります
各単元が理解できているかチェックしてみましょう
苦手になりやすい単元
中学生が理科で一番苦手なのは"目に見えない"ものを理解しなければいけないこと圧力や電流、原子、分子など、目に見えないものは想像がつきづらく、この単元は苦手な人が多い傾向があります
以下に挙げる単元はつまずきやすい単元なので、勉強をする際は特に気を付けましょう
圧力・浮力
小学生までは重さの単位はg・kg(グラム・キログラム)のみでしたが、中学生になると重力が加わり、N(ニュートン)という単位が増えます
また、圧力は接する面積が広いとその分、力が分散して働きますので、面積を考慮して計算をしなければいけません
まずは仕組みを理解し、演習を重ねることが大切です
電流は特に苦手な人が多い単元です
小学生の頃は、乾電池をつないで豆電球を光らせる実験などで、その豆電球が光る様子を実際に目で見ることもできましたが、中学になると、電流という目に見えない流れが現れ、想像しにくくなるのです
しかし、仕組みを正しく理解することで問題が解けるようになり、公式を使うタイミングもわかってきます
原子・分子
原子・分子は、普段の生活で耳にすることが少なく、もちろん目にも見えません
さらに、酸素と言っても問題の中ではO(酸素原子)で出てくる場合もあれば、O2(酸素分子)とになったり、銅と結合してCuO(酸化銅)になるなど、仕組みが複雑なうえ、元素記号や化学式など、覚えることが多いのが特徴です
最初は戸惑うことが多い単元ですので、演習で繰り返し化学式に触れ、慣れることが必要です
天体
中3はどの単元も難しいですが、特につまずきやすい単元が天体です
ほとんどの中学校において入試直前、2学期の期末テスト前後で学習する単元のため、難しい単元にも関わらず、問題演習量を確保することができないことも原因の1つです
また、なぜ南中高度は夏に高くなって冬に低くなるのかといった問題のように、天体はスケールが大きすぎて想像しづらいため、理解しにくいのです
高校受験の理科の攻略法
中3の学習スケジュールの立て方
どの都道府県でも学校成績が内申点として合否に利用されるので、3年次の内申点が決まる10月までは、学校での学習に力を入れることが重要になります
その間は学校の授業と1・2年生の復習を並行して行いましょう
春休みや夏休みなどの長期休暇を利用し、9月までには1・2年の復習を終わるといいです
入試問題の対策法
公立高校では、中1から中3までの内容がまんべんなく出題されます
数学などとは違い、理科は単元ごとに独立した知識が多く、4分野から幅広い知識が問われます
基本的には基礎知識を固めていくことが大切ですが、近年では選択肢のある1問1答形式だけでなく記述問題や作図問題も増えていますので、暗記知識だけでは解くことができません
こういった問題に対応するには、問題を多く行い知識を定着させるとともに、問題形式に慣れることも重要です
過去問の落とし穴
過去問は、解くだけで1教科1時間弱かかります
過去問の結果で一喜一憂しては、意味がありません
採点後、間違えた問題は解説を読んできちんと理解し、自分が弱い単元をさかのぼって復習し直すことが大切です
理科は得点源ととらえるべし
どうしても英数国に時間をさかれがちですが、どこの都県でも、配点は理社も英数国と同じということ さらに近年では、各都県で理社の平均点が下がってきている傾向にありますので、理科の対策をどれだけできるかが、合否に大きく影響するとも言えます
理科は、他教科に比べて点数を上げやすい教科です 期こそもっとも力を入れたい教科なのです
理科の勉強
理科は単元ごとに独立したものが多いので、点数につながりやすい教科です理科できっちりと点数をとるには、入試傾向をきちんとつかむことが大切です
しかし、同じ公立高校の入試問題でも、選択肢問題が多く、記述解答が多いなど、都道府県で出題傾向は大きく異なります
中3の入試演習では地域ごとの入試傾向に合わせた問題を使用しましょう
出題形式も3年次からは各都道府県の入試傾向に合わせるなど、自然と入試問題に触れる機会を増やし、入試傾向をつかみましょう
5) 社会勉強方法
5) 社会
社会は暗記が全てです
いかに効率よく暗記できるかで勝負です
暗記の仕方はやはり書いたり口に出して読んだりすることで効率的に覚えれます
また、歴史は重要語句を覚えるだけでなく、流れも覚えましょう
例として、平安時代の文化や価値観があったからこそ鎌倉時代の文化や価値観が生まれます
暗記するよりも、その時代時代を理解してから次の時代へ進んでいきましょう
勉強の仕方がわからない このパターンの方が1番多いです
なんで勉強しなくちゃいけないの?と思う方もいらっしゃいます
しかし、勉強することによって自身の将来の選択肢が大きく変わります
日本は偏差値主義なので良い高校、良い大学にいくほど将来の選択肢は多くなります
学生時代に学力をつけることによって大人になった時の苦労が少なくなります
2) 勉強の仕方がわからない
毎日、その日の授業の復習を行いましょう
まず、学校の宿題や課題に取り組みましょう
これらの提出物を期限内に終わらせているかどうかで、内申点も大きく左右されます
それに加えて、ぜひ毎日の習慣にしてほしいのが授業の復習です
その日に習ったことをもう一度 復習することで確実に学力が身につき、成績向上につながります
教科ごとの好き嫌いをなくすためにも苦手な教科や成績の悪い教科ほど復習を心がけ、高校受験の入試を見据えて早いうちに弱点を克服しましょう
3) 中学生の勉強の基本
勉強の仕方がわからなかったら、勉強の基本について確認しましょう
教科書をつかわず、問題集に取り組む方がいます
しかし、勉強の基本は全て教科書に書かれています
教科書の内容を理解せずに問題集に取り組むと、ちんぷんかんぷんになり勉強が嫌になってしまいます
その教科書の内容をもとに授業は進んでいますので、授業を理解できると教科書の内容も理解できることになります
まずは授業や教科書の内容を復習し、さらに定着させるために問題集を解いていくことが大切です
4) 勉強の習慣化
学校で授業を受けているから家では勉強しなくていいと考えている方もいます
多くの方は次の日には授業の内容のほとんどを忘れてしまいます
ここで大事なのが、家でも勉強をすることです
授業で学習した内容をその日のうちに見直すことで、学力の定着率は大きく変わってきます
中学生になると部活が始まり、宿題も多くなり、時間がないと困る方が多くなります
そこで、自分で1日の計画をたて最低限勉強できる時間を考えてみましょう
まずは30分から 少しずつ、毎日勉強をする習慣を作ることで大きく変わっていきます
5) 自宅で勉強するには、どうすれば良いですか?
1日30分でも机に向かって習慣化することが大切です
これまでご家庭で勉強する習慣のなかった子が、いきなり何時間も机に向かうことは難しいでしょう
また、ある日突然学習習慣が身につくということもありません
まずは1日30分でも良いので、勉強するために机に向かう習慣にしてみましょう
洗顔や歯みがきのように、毎日続けていれば机に向かうことがルーティン化されます
帰宅後、あるいは夕食後などに、勉強時間を決めておくとよいでしょう
毎日机に向かうことに慣れてきたら、徐々に勉強時間を増やしていきましょう
6) 成績を上げるための勉強法は?
教科書の内容を着実に理解し、知識として蓄えましょう!
国語・数学・理科・社会・英語の主要5科目は、いずれも教科書をよく読むことが大切です
ただ読むだけではなく、内容を覚えることを意識して読みましょう
教科書の内容を覚えることが学習の基本だからです
英単語のスペルや歴史の年号を覚えることだけが暗記ではありません
自分の中に、きちんと内容を理解した知識を蓄えることが、成績を上げることや入試問題を解くことにつながっていくのです
教科書内容を着実に理解し、知識を得る大切さはいつでも変わりません
7) 定期テストに向けた計画の立て方は?
2週間前から準備を始めましょう
中間・期末テストの準備は、2週間前から始めるのが理想的です
それは、テスト勉強にも準備期間が必要だからです
1日目は勉強部屋の掃除と机の周りの整理整頓に費やしてください
まんがやゲームを片づけて、勉強に集中できる環境作りを行うのです
2日目はスケジュールの作成にあてます どの曜日に、どの教科を勉強するのか、きちんと計画を立て、その通りに進めていくことが大切です
前半の1週間は復習にあて、後半の1週間は問題集の演習にあてるなど、大まかにテーマを決めて取り組むと良いでしょう
8) 高校受験対策で効率の良い勉強方法はありますか?
高校受験の勉強法とは、志望校を設定して、そこに向けて計画的に毎日の勉強を続けることです
毎日のコツコツを積み重ねることが近道であり、もっとも効率の良い勉強法なのです
土日はもちろん、部活で疲れている日もテスト明けの日も、ちょっと休みたいのですが、コツコツ受験勉強を続けることをおすすめします
たとえ模擬試験の結果が悪くとも必要以上に落ち込まず、理解できていなかった単元やケアレスミスをきちんと洗い出し、次につなげていくことが大切です
それを繰り返すことで、合格という目標に近づいていけるのです
9) 保護者の皆さまへ
スマホ、まんが、ゲームそんなお子さまの楽しみを、取り上げてしまっていませんか?
頭ごなしに言ってしまうと、勉強の強制感にもつながり、生徒本人の自立の妨げとなってしまいます
親子で事前に話し合い、試験期間中は勉強部屋に娯楽物を持ち込まない、といったお互いに納得できるルールを作ってみてはいかがでしょう
お子さんの将来の目標と、そのためには今何をすべきか考えれば、今がやる時だ!とお子様は理解してくれるはずです
□2 5教科の勉強ポイント解説
1) 英語勉強方法
1) 英語
英語はまず暗記から始めていきます
最低限の単語や文法が定着していなければ何を書いているのか全くわかりません
そこで、まずは教科書に載っている単語や文法を暗記しましょう
覚え方は国語と同じで教科書を見るだけでなく、書いたり、発音して覚えましょう
特に英語は発音も重要となりますので、実際に口に出して読みましょう
文法や熟語も、長いため難しく感じますが、同じように教科書に載っている例文を定着させることで理解できます
単語や文法が定着すれば、長文になっても解けるようになります
もし、わからない単語が出ても、知っている単語から読み解くことができるでしょう
英語は成績が伸びやすい教科です
英語は文系でも理系でも、入試の必須科目です
母国語以外に 自分の気持ちを伝えられる外国の言葉を持つことは、世界を広げ、将来の選択肢を増やし、人生を豊かにしてくれます
長い目で見て、英語学習に取り組みましょう
中1で、英語に苦手意識
英語に苦手意識をもつ時があります
中学1年生になって初めて英語にふれた時アルファベットを書くのも初めて、単語が読めない、単語が覚えられない時 などです
中1の二学期になると文法の単元が始まります ここも、苦手科目になる時です
一般動詞の活用、三単現のS、複数形のS、文法用語が増えてきます
英語は楽しいだけの科目ではありません
中1の段階で英語は努力が必要な教科であることを知ってください
努力し、勉強し、覚えることが大切です
中1からコツコツと努力して単語力や文法の理解力を積み重ねれば、だれもが得意科目になります
英語を得意にする中2年
テストや入試で英語を得意にするためには、中2で習う英文法がポイントです
ここで押さえておけば、中3になっても、さらに高校生になっても大丈夫です それ以降で英語が苦手になることは、ありません
中1で単語量を増やして、中2で文法をしっかり理解し、中3では読解などの総合的な問題に取りかかります 英語は他教科よりも得意科目にしやすく、段階を踏めば必ず問題が解けます 基礎をきっちり築いて、中3以降の授業や受験に備えましょう
単語をひたすら暗記しましょう
語源で綴り(つづり)を覚える
同じ単語を見ないで、書けるようになるまで書きましょう また、覚えたら自分で単語テストをやってみるのも効果的です
文法の対策
文法は、その根拠を理解する、解答について説明できるようになる、がポイントです
説明のできないことは理解ができていないということ 解答を間違ったら、その間違った理由を考えて、なぜ模範解答が正答なのかを説明できるか確認しましょう
過去に出題された問題が解ければ、定期テストも入試も解けるはずです
定期テストでは範囲内の教科書や『問題集』を徹底学習し、高校入試では志望校の過去問でしっかりと準備しておきましょう
英語長文読解力
長文問題は経験が大きくひびきます 英文を読むという作業に慣れるために、たくさんの文章を読みましょう また、1つの単語でつまずいてしまい、全文がわからなくなってしまうケースがよく見受けられます 単語力は大切です 長文で全部の単語をわかる必要はありません
1つ2つは知らない単語が出てきて平然と、知らない単語に当たったら読み飛ばし、まずは全文の意味を理解すれば単語の意味を推測できます
1つの単語にとらわれず、あせらず、全文を読んでいきましょう
外国人にとっては小学生レベルの内容で、記載されていることを書かせる問題が多いので、読むことができれば問題を解けます 落ち着いて取り組みましょう
英作文の記述力を身につける
英作文は減点法なのでミスをしないことが大切です
内容よりも単語や文法をいかに間違えないかを心がけましょう
国語の作文と同じように、英作文にも表現方法のパターンがあります
書き出し、段落の組み立てなどのパターンを知れば、誰でも書けます
文法そして、誤字やスペルミスも気を付けましょう
リスニング力を養うには
近年、高校入試でもリスニング問題は増えています
公立高校では問題の2割、中でも公立高校では3割を聴き取り問題が占めています
文法がどんなにできても、単語をどれだけ覚えても、リスニングは別です
たくさんネイティブの英語を聴いて、耳を鍛えましょう
シャドーイングが効果的ですCDに合わせて、スクリプトを同じスピードで読みます ネイティブの真似をして、その発音を自分の口で表現することで、その単語の音を知り、聴き取ることができるようになります
定期テストで英語の点数を上げるには
定期テストでは、リスニング問題は増えておらず、単語や文法問題、長文読解がおもなものです
テスト範囲の単語は覚えて確実に得点にしましょう
あとは教科書の他、配布されたプリントを何度も見れば大丈夫です
テストの点数が下がったときに見直すポイントは
間違った問題を必ずやり直しましょう
まちがったポイントを理解できなければ、また同じことをします
間違いは一度で解決しましょう
高校入試対策・受験勉強の方法
中1では単語を日々コツコツと覚えて蓄積しておきましょう
中2では文法に取り組んで理解しましょう
中3の夏を過ぎたあたりから、長文をたくさん読みましょう 長文読解に慣れるまで時間がかかりますので、早めに対策をしましょう 読み進むのが遅くてテストで時間が足りなくなることもよくあります 時間配分にも気を付けて演習をしましょう
私立高校入試の英語
難関校の私立高校の入試では、高校1,2年レベルの問題も出題されます
また、各高校によって特色があるので、中学校の授業だけでは難しく、志望校によってそれぞれの対策が必要となります 英語語彙力も公立高校で出題される試験の約2倍ほどが求められる場合もあります
志望校を決めたら、しっかりと過去問に取り掛かりましょう
2) 数学勉強方法
2) 数学
数学は積み上げの教科です
小学校の算数からずっと積み上げていなければ解くことは難しいでしょう
答えを見てもわからない問題が出たとしたら、その単元だけでなくその前の単元も理解できてない場合が多いです
例えば、二次関数が全くわからなければ、その前の一次関数か理解できていません
もしわからない問題が出てきたときにはその前の単元に戻ることで解決できます
なかには数学が全く苦手、計算が遅くて困っている方もいます
そんな方は、小学2年生の算数からやり直しましょう
小学2年生は九九や足し算引き算の筆算など数学の基礎も基礎が詰まっています
これらをすばやく解けるようになれば数学は伸びていきます
また、数学は積み上げの教科と言ったように、わからない問題をそのままにしていれば次の単元は全くわからなくなってしまいます わからない問題はそのままにせず、前の単元に戻ったり何度も問題を解いて解決しましょう
数学でつまずきやすいポイントは
中学1年生の場合
まず、中1のはじめにつまずくポイントは、負の数が出てくること、そしてxやyなどの文字が出てくることです内容としては、小学生でも習った計算問題の延長線上にあるのですが、表現が変わるだけで、難しい内容に感じてしまいます
中学2年生の場合
中2で訪れる大きな難関は、図形の証明です
図形の知識が必要と、証明するための表現力も求められます
中2では、中1の一次方程式に続く連立方程式、比例・反比例に続く一次関数が登場します 方程式・関数は入試頻出の単元になりますので、ここも押さえておくことが大切です
この2つの単元で数学がわからないと感じ始める人が多いですが、実際に様子を見てみると実は連立方程式や一次関数でわからなくなったわけではなく、そこに通ずる中1や小学校の内容があやふやな人がほとんどです
中学3年生の場合
中3になると、二次関数相似三平方の定理など難易度の高い単元が登場します
また、関数と図形が合わさった問題が出てくるなど、これまで習った単元を複合させた応用問題も登場します
これらの応用問題は、中1、中2の内容がきちんと身についているかが問われますので、前の学年でつまずいた単元があると、解けない問題が多くなってきます
数学が苦手な人
今現在、数学が苦手だ、わからない!という人も決してあきらめないでください
中学で学習する数学には、説明を受けてもまったく理解が出来ないという単元は、ほとんどありません
過去の単元を復習し直したり、正しい演習を繰り返したりすることで乗り越えられる教科なのです
02. 数学の勉強法を教えてください
演習量を確保しましょう
高校受験に必要な数学を克服するには、まず演習量を確保することが重要です
数学では、学校で習ってできるつもりになっていても、実際に問題を解いてみるとできないということがあります
頭で理解したつもりになっていたるだけで、実際は本質まで理解しきれていません
一定の演習量を確保して、人に説明できるレベルまで完全に理解することが必要です
また、きちんと演習をすることでできない問題が見えてくるので、1つひとつのできない問題をできる問題に変えていきましょう
わからない問題の原因
数学は、すべて積み重ねです
小学1年生から高校3年生まで、12年間の内容はすべて積み重なっていきます
例えば中2で出てくる一次関数は、小学生の比例から続いています
これはさらに、中3・高1で学習する二次関数へとつながっています
わからないと感じるのは、その単元ではなく、もっと前に習った単元が原因の場合が多く、その単元だけを解いても問題が解決しないことがあります
できない問題が出てきたら、前の分野に戻って復習してみましょう
テストが返却され、この問題は解けたはずなのにと悔しい思いをしたことはありませんか?
こうした問題を放っておいてしまうと、入試の本番でも、解けたのにを繰り返してしまいます
まずは、テストで間違えた問題を翌日もう一度やり直して、できるようにしてください
このわかる実践の繰り返しが最も重要です
また、図形の問題は、必ず、自分で図形を描いてください
高校入試では、ほぼ毎年、図の記載のない図形問題が出題されています これは自分で図が描けないと解けません 入試本番では定規は使えないので、日頃から定規を使わず、フリーハンドで描くようにすることが大切です
高校受験のための勉強のポイントを教えてください
中3は入試演習の期間を確保したスケジュールで勉強しましょう
学校の授業と同じスケジュールで勉強してしまうと入試演習の時間を取ることができないため、学校よりも早くカリキュラムが進んでいます
入試演習の時間はとても大切なので、1人で受験勉強する人もこの時間を十分にとるようにスケジュールを組み立てましょう
秋には中1・中2・中3のすべての単元を理解している状態にして、入試演習に取り組めるようにしましょう
志望校の過去問演習を開始するのも、入試演習を行う11月~1月あたりが理想的です
入試問題の解き方のポイントを教えてください
実際に入試問題を解くときに使えるポイントは次のとおりです
入試問題の出題傾向
高校入試で出題される問題の配点は3~4割が図形問題になります
高校受験は図形の勝負と言っても過言ではありません そして、次に多いのは関数です
関数の中にも図形の問題が合わさって出題されることもあり、想像以上に図形が出題されています
ここには計算力も大きく関わってきます 場合の数・規則性などの整数問題の出題も増加傾向です
入試の時に使えるテクニックはありますか
入試問題にはいわゆる"捨て問"と言われるものがあります
入試問題は6~7割取れれば合格ですので、逆に言えば3~4割を落としてもいいわけです
その中で確実に解かなければいけない問題と最初に手をつけてしまうと時間がなくなってしまう問題を見極めます
暗記教科に時間を割き、内申点UP
特に中学生の期末テストは9教科あり、保健体育や音楽などの実技は、ほとんどが暗記問題です
一番時間のかかる数学の勉強を早くから対策しておくことで、直前の1週間は、暗記問題に十分時間がかけられます
実技教科で高得点が取れると、内申点も上がり、高校受験の合否に大きく関わってきます
入試を見据えた演習
基礎はもちろん、入試頻出問題を無駄なくできるようにします
また、公立トップ校や難関私国立校などの難易度の高い入試問題を出題する学校を受験する中学生にとっては、学校教科書内容の学習では足らず、その先の応用力が求められます
3) 国語勉強方法
3) 国語
国語は漢字や文法などを覚えることも重要ですが、最も力を入れなければならないのが読解力です
まず漢字や文法の覚え方 アウトプットを重視して勉強してください
簡単に説明すると、インプットは読むだけで、アウトプットは読んだ覚えた内容を書いたり、声に出して発することです
インプットするだけでは覚えることは難しいでしょう
さて、読解力についてですが、読解力は全教科に通ずるものがあります
読解力がなければ、どんな問題でも読み取ることができず、答えを導くことができなくなってしまいます
それでは、どのようにすればよいのでしょうか
それは、たくさん本を読むことで解決できます
たくさん本を読み、頭の中で簡単に要約することで読解力は身についていきます
しかし、本を読むことに抵抗がある方は、いきなり難しい本を読むのではなく、簡単な本や自分が興味のある本を選んで読んでみてください
本も習慣化することで抵抗がなくなってくるはずです
国語勉強法
3教科(英語・数学・国語)の中で、勉強を後まわしにしがちな国語ですが、実は、真っ先にとりかかって身につけたい科目です
国語は全ての教科を読み解くための基礎であり、新しい知識を蓄えるために不可欠なもの そして、磨かれた国語力は、生活そのものを豊かにするものになります
人生を楽しくするために、勉強と構えずに国語力を身につけましょう!
全ての教科につながる国語は、早めに勉強をしておくことが大切です
国語力をつけることで、5教科すべての基礎を固めることが可能です
勉強しても成績は上がらない?
確かに国語のセンスの良い人はいます文章や言葉に対する興味があるかないかによっても大きく変わってくるでしょう高校入試や中学生の成績という点で見ると、国語のセンスだけが点数に結びつくわけではありません
解法や読み方などを身につけて、パターンを覚え、演習を繰り返すことで、国語の点数は確実にアップします分野ごとに効果的な勉強法を続けていけば、国語に自信がなくても点数がとれるようになり、勉強しているうちに国語のセンスは磨かれていくものです
国語の勉強法(漢字・文法・長文読解・作文・古典)
効率良く漢字を覚える方法
漢字を1つずつ暗記するのではなく、部首ごとにまとめるなどグループ分けをして覚えるのが基本です
また、漢字の法則を知っておくと格段に覚えるのが楽になり、知らない漢字でも法則を使えば読み方を推測することができるようになります
漢字の90%を占める形声文字は、意味を表す文字と読みを表す文字を組み合わせてできています
また、熟語についても法則があります
例えば、『鼓舞』の読み方を書きなさいという問題で、熟語は音読み+音読みという法則さえ知っていれば、舞を訓読みであるまいとは読みません
舞の音読みが出てこなくて、 舞台を思い付けば、音読みは ぶ であることがわかり、こぶと答えられるのです
まずは、漢字の成り立ちや法則を知ることから始めましょう
文法問題の対策
日本語を話しているからと言って、国文法の点数はとれません
文法は、各品詞を整理し、それぞれの特徴を理解し、必要な知識を暗記してから演習に臨みましょう
その知識がないままで、どれほど演習を繰り返しても身につきません
例えば、次の文章の主語を選びなさいという問題で、日本語は主語になる助詞が決まっていることを知っていて、は、が、も、こそ、さえ、すら、しか、だって、だけ、でもを覚えていれば、簡単かつ素早く主語を抜き出すことができます3
長文読解力の攻略法
文学的文章(小説文・随筆文)
読むと読み解くでは、大きく異なります
ただ字面を追って読むのではなく、読んでいる内容を理解し、いつ・どこで・誰がという時間・場所・人物の情景がイメージ画像として頭の中に浮かぶのが読み解くということです
イメージが浮かぶきっかけになる言葉はそれぞれ異なるでしょう
それを知ることで、さらにイメージ画像は膨らんでいき、物語の重要ポイントが見えてきます
それが読解力を鍛えるコツです
説明的文章(説明文・論説文)
前後のつながりを常に意識し、今読んでいる箇所が何について説明しているのか、前に掲げた意見の根拠を述べているのか、次につなげるための文章なのか、などを理解しながら読み進めることが大切です
文章を一気に最後まで読むのではなく、段落ごとにその文章の意図を明確にしてから次へと読み進めることです
作文や小論文に必須!記述力を身につけるには?
書くのが苦手であっても、最低限のパターンを身につければ書けるようになります
例えば、記述問題で主人公の心情を30文字以内で答えろと問われて何も書けないのは、文章は何となく読めていても、何を求められていて、何を書けば正答なのか見当もつかない状態だからです
書いて答えるためには、問題の意図を読み解く力も必要になります ○○とは、どういうことですかという問題が出たとして、どういうことを説明するのですから、これは言い換えの問題であることがわかります
また、高校受験における作文・小論文は、基本的には減点法なのでミスをしないこと どこで減点されるかを知り、段落ごとの型に充てはめる練習をすれば、書くことができるようになります
古文を読み解くコツ
定期テストで取り上げられる『竹取物語』『枕草子』『平家物語』『おくの細道』『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』などは、教科書に載っている部分の原文の暗唱が基本です
可能であれば訳も暗記してしまいましょう
その後、原文と訳を照らし合わせながら読んでいくと理解が深まります
高校入試では、『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』などの短編で完結するものが好まれます
説話でよくあるストーリーのパターンを覚えておくと、テストでも読むスピードが上がります
そのためにもたくさんの古文を読んでおくことは大切です
また、難関高の入試では、高校範囲である助動詞や助詞の識別まで出てくるので、志望校の過去問題をよく確認しましょう
漢文を読み解くコツ
レ点、一・二点などの組み替えルールを覚えてしまえば、原文は読めます
あとは読解力を鍛える要領で、内容を読み解く演習をしていきましょう
漢文については、高校受験で出題されるのは稀ですが、定期テストには出題されます
内申アップのために確実に点数をとっておきたい分野です
国語の問題の解き方、文章の作り方
定期テストの国語の点数を上げるには?
地域によってテスト形式が異なりますが、総じて言えるのは、今後の入試改革に準じて記述式の問題が増えていることです
作文・小論文や聞き取り問題など、実力を試される教科書以外の問題を出す中学校もあります
また、漢字は確実に得点できるようにしっかり覚えましょう
高校入試対策・受験勉強の方法
受験する高校によって出題内容もテスト形式も大きく異なるので、まずは志望校の国語のテスト形式を知っておくことが大切です
志望校が決まるまでは、全体的に国語力を上げることと、模試などでテストのコツをつかんでおくことです
自分の得意と苦手がわかっていれば、各大問に取りかかる順番とかける時間配分が見えてきます 例えば、作文・小論文が得意なのに大問の最後にあるからと後まわしにして時間オーバーになれば、大きな失点となり、せっかくの得意分野を生かせません
地域によって異なる公立高校入試制度・出題傾向などを把握し、各地域の入試制度を理解しましょう
国語は自立学習が難しい教科
漢字を覚えたり、たくさん本を読んで良い文章に触れたりすることは、国語のセンスを磨くために自分1人でできることですが、定期テスト対策や高校受験対策として、国語のテスト解答のコツを身につけるため必要になります
例えば、模試で間違った問題を解き直しても、国語は自分では採点ができません
国語には様々な正答があるので、間違ったポイントを正しく理解して、解答の根拠を見つける作業をし、納得できない限り、何度解き直しても正解がわからないままになってしまいます
4) 理科勉強方法
4) 理科
理科も暗記が重要となりますが、その上で問題を解いていくことが大事です
暗記の仕方は同じように書いたり口に出して読んだりして覚えましょう
その上で学校の問題集などを使ってたくさん問題を解いていきましょう
理科は学校の問題集を理解することでテストの点数は伸びます
公式などを覚えて問題を解きましょう
公式を実際に問題に当てはめることでその内容は定着します
中学生のための理科勉強法
公立高校を受験するには英数国理社の5教科を中学3年間分勉強しないといけませんが、英数国に時間を取られがちで理科がおろそかになってしまう人が多くいます
しかし、理科は勉強の方法を理解すれば、成績が上がりやすい教科です
効率的な理科の勉強法を身につけて高校受験を有利に進めましょう
高校受験の理科の成績を上げる勉強法
理科は暗記教科という印象があり、重要語句を覚えていれば点数が取れるというと思っている中学生が多いですが、これが最大の落とし穴です
理科が苦手という中学生は、理科の勉強は暗記だけで"わかった気"になって、演習をしていないことが多いのです
例えば等速直線運動これは文字を見れば同じ間隔で真っすぐ進む運動だなと意味がわかります
そのため、理解したつもりになって演習をおろそかにしてしまい、実際テストで問われると、あれ? 何だったっけ?となり、正確に答えを書くことができなくなってしまうのです
理科の勉強は、まず知識を固めることが重要です 重要語句がまとまっているテキストを利用すると、重要語句とその仕組みや関連性がわかるようになり効果的です
繰り返し演習を行うことで、"わかった気"になっていた部分を再度確認することができるとともに、問題形式に慣れることもできます
まとめノートを作る方法
まとめノートは、作っている時は頭の中で知識が整理されますし、できあがったノートを見返すのも効果的です
ノートを作るときは消化器官の図と血液循環の図を並べて描くなど、関連する表や図を並べていくと、全体像が掴みやすく、記憶の定着もよくなります
重要語句がまとまっている問題集などを活用して覚えるようにしましょう
苦手な単元をきちんと把握する
理科は数学などとは違い、積み上げ型の教科ではないため、できる単元とできない単元がはっきりと分かれてきます
苦手な単元を1つずつ消していくと、最終的にすべてできるようになります
もちろん、すぐに模試の結果には現れるとは言えませんが、根気強く克服していけば、必ず点数に繋がります
各単元が理解できているかチェックしてみましょう
苦手になりやすい単元
中学生が理科で一番苦手なのは"目に見えない"ものを理解しなければいけないこと圧力や電流、原子、分子など、目に見えないものは想像がつきづらく、この単元は苦手な人が多い傾向があります
以下に挙げる単元はつまずきやすい単元なので、勉強をする際は特に気を付けましょう
圧力・浮力
小学生までは重さの単位はg・kg(グラム・キログラム)のみでしたが、中学生になると重力が加わり、N(ニュートン)という単位が増えます
また、圧力は接する面積が広いとその分、力が分散して働きますので、面積を考慮して計算をしなければいけません
まずは仕組みを理解し、演習を重ねることが大切です
電流は特に苦手な人が多い単元です
小学生の頃は、乾電池をつないで豆電球を光らせる実験などで、その豆電球が光る様子を実際に目で見ることもできましたが、中学になると、電流という目に見えない流れが現れ、想像しにくくなるのです
しかし、仕組みを正しく理解することで問題が解けるようになり、公式を使うタイミングもわかってきます
原子・分子
原子・分子は、普段の生活で耳にすることが少なく、もちろん目にも見えません
さらに、酸素と言っても問題の中ではO(酸素原子)で出てくる場合もあれば、O2(酸素分子)とになったり、銅と結合してCuO(酸化銅)になるなど、仕組みが複雑なうえ、元素記号や化学式など、覚えることが多いのが特徴です
最初は戸惑うことが多い単元ですので、演習で繰り返し化学式に触れ、慣れることが必要です
天体
中3はどの単元も難しいですが、特につまずきやすい単元が天体です
ほとんどの中学校において入試直前、2学期の期末テスト前後で学習する単元のため、難しい単元にも関わらず、問題演習量を確保することができないことも原因の1つです
また、なぜ南中高度は夏に高くなって冬に低くなるのかといった問題のように、天体はスケールが大きすぎて想像しづらいため、理解しにくいのです
高校受験の理科の攻略法
中3の学習スケジュールの立て方
どの都道府県でも学校成績が内申点として合否に利用されるので、3年次の内申点が決まる10月までは、学校での学習に力を入れることが重要になります
その間は学校の授業と1・2年生の復習を並行して行いましょう
春休みや夏休みなどの長期休暇を利用し、9月までには1・2年の復習を終わるといいです
入試問題の対策法
公立高校では、中1から中3までの内容がまんべんなく出題されます
数学などとは違い、理科は単元ごとに独立した知識が多く、4分野から幅広い知識が問われます
基本的には基礎知識を固めていくことが大切ですが、近年では選択肢のある1問1答形式だけでなく記述問題や作図問題も増えていますので、暗記知識だけでは解くことができません
こういった問題に対応するには、問題を多く行い知識を定着させるとともに、問題形式に慣れることも重要です
過去問の落とし穴
過去問は、解くだけで1教科1時間弱かかります
過去問の結果で一喜一憂しては、意味がありません
採点後、間違えた問題は解説を読んできちんと理解し、自分が弱い単元をさかのぼって復習し直すことが大切です
理科は得点源ととらえるべし
どうしても英数国に時間をさかれがちですが、どこの都県でも、配点は理社も英数国と同じということ さらに近年では、各都県で理社の平均点が下がってきている傾向にありますので、理科の対策をどれだけできるかが、合否に大きく影響するとも言えます
理科は、他教科に比べて点数を上げやすい教科です 期こそもっとも力を入れたい教科なのです
理科の勉強
理科は単元ごとに独立したものが多いので、点数につながりやすい教科です理科できっちりと点数をとるには、入試傾向をきちんとつかむことが大切です
しかし、同じ公立高校の入試問題でも、選択肢問題が多く、記述解答が多いなど、都道府県で出題傾向は大きく異なります
中3の入試演習では地域ごとの入試傾向に合わせた問題を使用しましょう
出題形式も3年次からは各都道府県の入試傾向に合わせるなど、自然と入試問題に触れる機会を増やし、入試傾向をつかみましょう
5) 社会勉強方法
5) 社会
社会は暗記が全てです
いかに効率よく暗記できるかで勝負です
暗記の仕方はやはり書いたり口に出して読んだりすることで効率的に覚えれます
また、歴史は重要語句を覚えるだけでなく、流れも覚えましょう
例として、平安時代の文化や価値観があったからこそ鎌倉時代の文化や価値観が生まれます
暗記するよりも、その時代時代を理解してから次の時代へ進んでいきましょう